今年もまたやってきたDia de Muerto(死者の日)。
日本でいうお盆に似た行事で、この時期になると、町中にはDia de Muerto商品が溢れ返ります。
まずはマリーゴールドの花。
この香りの良いオレンジ色の花を飾るのは、ご先祖様が10月31日の夜に戻ってきた時に、迷わないようにするためなんだとか。
同様に、キャンドルやパペルチナと呼ばれる薄い色紙(この紙が風になびいて、死者が戻ってきた印となる)が用意され、家にはオフレンダと呼ばれる祭壇が作られます。
パペルチナ |
このオフレンダには、ガイコツをモチーフとした砂糖菓子、Pan de Muertoと呼ばれるオレンジ風味のパン、それから亡くなった家族が好物だった食べ物やテキーラ、葉巻きなどが、その写真と共に飾られ、私たちは、11月1日、そして2日と久方ぶりに亡くなった家族との再会を果たす訳です。
それは、彼らにとってはとても喜ばしいことであり、町のあちこちで見かけるオフレンダはそのどれもが楽しげなもの。
同じお盆の風習でも、国によって、随分雰囲気も異なるものですね。
写真は昨日出掛けた古都の町メリダのソカロ(広場)で賑わっていたオフレンダの展示です。
私が住むカンクンは、泣く子も黙る(?)観光地ですので、こういう伝統的な行事に親しめるのは、とても貴重な体験です。
美しく民族衣装を着飾った女性陣が、お祭りの雰囲気をより一層華やかなものにしてました。
ガイコツの砂糖菓子 |
牛乳で出来たお菓子 |
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