La Puerta (Tan pico) |
今朝の一曲はこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZviVkAt7uv0
その昔にOLをやっていた時、同じ職場に、決して派手なタイプではないけれど、不思議な雰囲気を醸し出した、ちょっと気になる女性がいました。
なんてのかな、どうしても放っておけない、話しかけずにはいられない、そんな何かを持ったタイプの子。
上智卒だと言うその彼女は、とっても綺麗な英語を話し、感情の抑揚をあまり顔に出さないクールビューティだったけど、一旦話し初めてみると、ポーカーフェイスさながらに、ジョークやボケネタなどを連発するような子で、私は一気に彼女のことが好きになりました。
そして、しばらく経ったある日、実は彼女の旦那さんが、有名なレコード会社に勤める音楽プロデューサーであると聞いたときも、別段驚きはしなかったし、その旦那さんがこのPVを作った時の話しをしてくれた時も、特別な感慨は受けませんでした。
その後、職場は最初ののんびりとしたムードから、時代と共に、だんだんと切迫した雰囲気へと成り代わり、結局、ある春の日を境に、私はその職場を辞めて、シンガポールへと渡り、彼女もまた、旦那さんの転勤で福岡、大阪、東京と住処を変えて、女の子を出産したというところまでは聞きましたが、それから先のことは、残念ながらわからず終いです。
いずれにしても、10年経った今、偶然にこの曲を聞き、当時は聞き流していた、彼女の旦那さんによるエピソード--まだ駆け出しで、予算もなかったことから、当時勤務していた福岡の、これまた小さな公園で、苦心して作った--を、思い出し、今はすっかり有名になったこのアーティストと共に、彼女、あれからどうしたかな、とふと思い返した今朝のひとときでした。
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