2012年3月9日金曜日

確認の時

                                                                                          Dia de niña 3.3




いやはや、ほんとに驚きました。 

実は10日ほど前、ホテルのバルコニーから日本人客が転落する事故が発生し、それ以来、自宅→ホテル→病院間を往復してました。 

幸いにして、お客さんの意識が少し戻ってきたので、本当に安堵して、この日記を書いてます。 

人の死なんて隣り合わせで、いつ何時どんなことが起こるかわからない。 
ましてや、人に差なんて殆どないんだ、ということも強く実感したこの10日。 

もしそこに差があるとしたら、遜と感謝の気持ちを忘れず持ち続けること、人に依存(責任転嫁)することなく、自分で自分にきちんと責任を持つこと、その3つくらいなんだと、改めて学ぶことができました。 

いやぁ、しかし旅行会社や保険会社の果たす役割って大きい! 

皆さん、海外旅行にお出かけの際は、(特に言葉が通じない場合)是非この2つは忘れずに。 

これがあったお陰で、一緒に宿泊した奥さまにも、24時間態勢で付き添いが付き、通訳をして貰え、日本までの搬送も手配が可能になったのです。 

ホテルでよく見かけるお客さんに、こちらの顔を見て、”ま、(この人に)なんとかして貰えるだろう。”という依存心を持った方が非常に多いのですが、ここ、海外では自分のことは自分で、というのが大原則です。 

ましてや、我々も大多数の方を対象に仕事をしているので、ハプニングが起きた時に、お手伝いできる時間はわずかです。 

・・と自分で自分に改めて言い聞かせているような日記ですが、なんだかここのところ、色んなことが凝縮して起こりっぱなしで、確認の時期なのかな、と思った昼下がりでした。 

それでは、これからまた仕事、行ってきます~!

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