2012年1月9日月曜日

迷信

                                             High school reunion (Oita, Japan)


(開けましておめでとうございます!)
皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか?

私はどうやら今年は、最初の一文を言ってはいけないということらしく、新年早々、友人宅に電話した時に、思いっきりこの言葉を発して、叔母にこっぴどく叱られたのですが、やはりこれを言わないことには調子が出ないので、括弧書きで。(笑)

ちなみに、神社に初詣にも行ってはいけないという事実も知らず、もうちょっとで、餅拾いに行こうとしたところ、友人の発言で行ってはいけないこと を初めて知ったという・・。1周り以上年下のいとこに、”こういう風習あるの知ってた?”と聞いたら、”うん、そうらしいね。”とあっさり言われ、自分の 無知さを思い知った今日この頃です。

ちなみに神社に行ってはいけない理由としては、喪中は神社に取って、”穢れ”に当たるものなので、ということらしいのですが、そこでふと思い出したのが、神社が実家の友人I。

彼女の家が喪中だった時には、一体、どうしたんだろう?何か特別なお祓い等してもらうのかなと思ったのですが、彼女曰く、そういう場合は(家業なので)やってもいいとのこと。ふーむ。

しきたり、と言えば、厄年。
その昔、父方の信奉する浄土宗のお寺の本山にて、年越しに、アルバイトしたことがありました。

で、お正月、厄払いに来る人がたくさんいたので、疑問に思い、そこにいた一番偉そうなお坊さんに尋ねてみました。

(私)厄年っていうけれど、本当にその年には、厄介なことが起きるんですか?
(坊)そうだねぇ、お祓いして清めた方がいいねぇ。
(私)えっ?!本当ですか?
(坊)はっはっは。冗談だよ。昔は厄年が年齢の変わり目と言われて、体に用心した方がいいということで、言い始めたんだよ。
(私)じゃ、やっぱりお祓いした方がいいってこと?
(坊)そうだねぇ、気になるんだったらした方がいいけど、でも、気の持ち様だよ!

なんだかわかるようなわからないような・・
あと、真偽性を問う迷信も、多い国ですよね、日本というところは。

夜に爪を切ってはいけない
夜に口笛吹くべからず
丙午の女は男を食い殺す etc..

どれも、根拠があるようでないようで、けれど、なんとなく気になってしまいすよね。

・・と話しが逸れてしまいましたが、今年も自分の国の文化について、もっと勉強したいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様に取って、素晴らしき1年となりますように!

4 件のコメント:

  1. 同感ですー。
    ついつい口にしてしまいそうだけど、やはり喪が明けてないので、(明けまして×××××)は使えないよね。
    でも、新年にはどーしても使いたい一言!!
    私も今年は"今年も宜しく"だけ伝えてます。
    夜の口笛っておばあちゃんからよく言われてました。
    霊を呼び寄せるとか何とか・・・。
    夜の爪切りは、昔は暗くてよく見えないから、深爪したりするので…そういう風に「親の死に目に会えない」とか理由付けしたのだと思ってました。
    色んな先人の知恵や風習がこういう文化を創ってきたのだと思いますが、うる覚えなことばかり。
    今日も同僚のメキシコ人と会話中に、日本式おじぎは女性の方が深く頭を下げるって日本人(かなり年配の)から習ったそうで、私のほうが勉強させてもらったり(恥)
    Kyokoちゃんが勉強した日本のこと、またアップしてください。勉強しますー。

    返信削除
  2. へぇぇぇ、女性の方が頭を深く下げるの?

    それは知らんかったなぁ。でもこういうのって、時代と共に変わって行くのでしょうね。

    先日友人が、父親が入院した時には理解を得られたのに、母親の時はらまり理解を得られない、とつぶやいていて、なるほど、でもそうかも知れないなと感じました。

    今年もどうぞよろしくね。そちらはどんな感じかな?またお知らせ下さい。

    返信削除
  3. 私も爪切りだけは夜はさけてます。なんかもうこれは迷信というか習慣というか、、、。同窓会楽しそう!いつまでも繋がっていられるって言う事は素敵だね。

    返信削除
    返信
    1. そうそう、迷信というか習慣なんですよね。たまにふと、”あ、爪切りたい”と思っても、長年の風習で、”いや、やっぱりやめとこう”になっちゃう。

      同窓会、ほんとに楽しかったですよ。皆とっても弾けてました。(笑)

      削除