雨季のバリは予期せぬスコールとの追いかけっこ
いつ来るかわからない
そして当たったが最後
上から下までずぶ濡れになってしまうからとっても大変
いつ来るかわからない
そして当たったが最後
上から下までずぶ濡れになってしまうからとっても大変
降るかな、降らないかな?
空を仰ぎながら、しばし思案するも
いくら待っていても答えが出ぬまま、鈍よりと不安定な空を背に出掛けてみる
見事に降られて、見るも無残な姿で帰る時もあれば
無事にやり過ごしてほっとしながら、帰ってくる時もある
雨季のバリはスコールとの追いかけっこ
そして雨上がりの大地に、真っ赤に染まった夕日が大地を照らし始めたら、バイクを止め、
その偉大なる存在と美しさに敬意を払い、彼女が通りすぎて行くのをしばし見送ることになる。
静粛かつ、荘厳な瞬間。
大切な瞬間は、いつも静寂の中にある。
(2006年02月04日)
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