皆さん、こんにちは!小旅行から帰ってきました。
まずは、このビデオをご覧下さい。
移動中のバスの中から見えた光景です。
そう、カリブの海です。
私の住んでいる町もカリブ海側ですが、国境を一つ跨ぐだけで、光景が異なって見えるから不思議なものですね。
恐らく回りがごくごく自然な光景だったので、余計に際立って見えたのだと思います。
私たちの側は、海周りの殆どが開発されているので、特別感はあるものの、こういう風に
は見えません。どちらがいいのかはわかりませんが、ごくありきたりの風景から、青い海が覗いた時、なんだかはっとさせられたので撮りました。
さて、本題に入ります。
私が今回尋ねたのは、メキシコの南に位置するベリーズという国。
人口30万人ほどの小さな国で、面積は四国と同じ大きさくらい。
スペインの植民地が殆どの中米にあって、唯一イギリスの植民地であった為、公用語は英語、他のラテン国が、石作りの家であるのに対し、こちらは木造が中心。
住む人も、周りの国がすべてラテン国であるのに対し、こちらは、カリブ系のクリオールやガリフナ、メノナイト(アーミッシュと同じような生活様式を持つ人々っていったら分かりやすいでしょうか?)華僑に印僑、ラテン系やマヤに加え、イギリス人にアメリカ人に、最近ちまたで流行のパーマカルチャーを地でいく人々など、本当に色んな人が入り交じった国で、雑多なものが好きな私としては、ほっと一息付ける場所でもあります。
さて、今から4年前の2008年の5月に、私と相方は初めてこの地に足を踏み入れました。
突然降って湧いてきた仕事のオファーに、取るものも取りあえず、たくさんの機材と共に車に揺られる事10数時間。
乗り付けて行ってみた先で私たちを待ち受けていたのは、こんな光景でした。
http://www.flickr.com/photos/26722149@N02/
そして、この撮影を通して出会った少年が、ポール。
彼は、多くの子供達の中でも特別な存在で、撮影クルーの中で、彼のことを知らない人はいないくらいに、私たちを魅了したのでした。
その出会いから彼これ4年。
約2年ぶりに訪れた彼は、叔父さん、叔母さん夫婦の元で、たくさんの従兄弟や動物達に囲まれ、元気一杯に暮らしていました。
あの時、彼の行く末を私たちと共に見守り、力になってくれた皆さん。
彼は、こんなに大きくなりました。
人とは傲慢なもので、人助けをしているつもりでも、実は、たくさんのものを彼らから受け取り、そして私達が日常で忘れがちな、大切な何かを学ぶ機会を与えられているのですよね。
これからも、折に触れて、彼に会いに行くことが出来たらと思ってます。
カリブの大家族には愛がたくさん詰まってます。
どうぞ是非いつの日かまた、この地を訪れて下さい。
そして、まだ行った事はないけれど、行ってみたいと感じた方、是非にご一緒しましょう!
心からお待ちしております。
参考資料:
http://www.youtube.com/watch?v=_q1ZiRdJ9LM
http://www.youtube.com/watch?v=vdQQ1MLunqQ&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=GGIRZU7YlMU
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