Donguri Don-chan 2013.6 |
たくさんの痛みに溺れる。
住んでいた家を手放す苦しみ。
もはや私の一部となった猫との、しばしの別れ。
友人、そして故郷との別れ。
再びゼロになってしまうことへの恐怖。
この苦しさから逃れる、何か良い方法はないかと、しばらくもがき、悶々としていて、
ふと気がついた。
苦しみは、私達の敵ではない。
それは生きていることの、まぎれもない証であり、成長に必要な糧であり、
決してネガティブなことではない。
自分の胸の真ん中に、しばし居座った苦しみの感情を、捕まえ、認め、じっと見つめた時、
ふと肩の力が抜けたような気がしたので、ここに書き記しておきます。
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